日本・ポルトガル修好150周年の今年、元国立音楽大講師でピアニストの石塚由紀子さん(71)と3人の娘で結成する「ファミローザ・ハーモニー」が記念のコンサートを21日からポルトガルの各地で行う。
母娘の音楽活動は、国連国際家族年の94年にスタートした。長女恵美子さん=同右端=はピアノ、次女優美子さん=同右から2人目=は歌とピアノ、三女富美子さん=同3人目=はバイオリンを弾き、多彩なスタイルで音楽を紡ぐ。
ポルトガルには6年前に母娘で初めて訪れた。文化都市のコインブラでは地元の修道院で演奏。リスボン近郊のギンショの海岸では砂浜を歩くとキュッと音がする鳴き砂も発見するなど、心に残る旅となった。以後も出会った人々と親交を重ね、優美子さんは昨秋からポルトガルの音楽学校の教師を務めている。
今回は当地の日本文化週間のイベントをはじめ同修道院やギンショなど10カ所以上で公演。「平和と友好のメロディーを奏でたい」と石塚さん。【明珍美紀】ピアノ3人にバイオリン1人ってなんか不思議な感じですが、オフィシャルホームページを見ると、ゲストも含めていろいろな編成で演奏されているようですね。
ファミローザ・ハーモニー Official Website
このサイトではCDの視聴もできるのですが、バイオリンの富美子さんが「世界初~ヴァイオリンで歌い奏でるファド・アルバム~Pureza no fado 」というCDを出されていて、なかなかファドにマッチしたバイオリンの演奏を聴かせてくれています。
コインブラは僕も行ったことがありますが、コインブラ大学を中心とした落ち着いたいい街でした。
あの天正遺欧少年使節団も訪れており、日本とも縁がある街です。
リスボンのファドは女性の歌い手が多いですが、コインブラのファドは男性中心で、力強く独特な魅力があります。
ポルトガルは歴史的にも日本と関わりが深い国であるわりに、最近はあまり馴染みがないのが残念ですね。
食べ物も美味しいし、景色も綺麗だし、旅行するにはいい国だと思うのですが、直行便がないのが不便ですね。
僕はパリ経由で行きましたが、パリで乗り換えると自分以外日本人がまったくいなくなってしまったのにはびっくりしましたw。
この「ファミローザ・ハーモニー」の活動などをきっかけとして、ポルトガルがもっと身近になるといいですね。
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