2010年9月8日水曜日

阿部千春×大井浩明コンサート

阿部千春さんのコンサート情報をもう一つ。
こちらはフォルテピアノの大井浩明さんとの共演です。




阿部千春(クラシカル・ヴァイオリン)×大井浩明(フォルテピアノ)
〜若き天才作曲家による、渾身の「作品2」〜
モーツァルト:アウエルンハンマー・ソナタ集 作品2(全六曲)
2010年10月13日(水) 近江楽堂(東京オペラシティ3F)
午後6時30分開演(午後6時00分開場)¥3,000(全自由席)
[使用楽器]
◎クラシカル・ヴァイオリン:Model "Ysaÿe" Guarneri del Gesú - Christian Sagerによるコピー楽器(2003)
◎フォルテピアノ:Johan Lodewijk Dulcken 1795のレプリカ 太田垣至製作(2010)

ご予約・お問い合わせ
合同会社opus55 tel 03(3377)4706(13時〜19時)、fax 03(3377)4170(24時間受付)
http://www.opus55.jp/

演目
W.A.モーツァルト:
クラヴィーアとヴァイオリンのための
アウエルンハンマー・ソナタ集
作品2(全六曲)(1778〜81)
(通し番号で第24番・第32番〜第36番)
・ヘ長調K.376(374d)
・ハ長調K.296
・ヘ長調K.377(374e)
[休憩]
・変ロ長調K.378(317d)
・ト長調K.379(373a)
・変ホ長調K.380(374f)

阿部千春(クラシカル・ヴァイオリン)
5歳よりヴァイオリンを始める。塩川庸子氏、尾島綾子氏、前澤均氏、金倉英男氏、村上和邦氏、菊地俊一氏に師事。武蔵野音楽大学卒業後、ドイツ・シュトゥットガルト国立音楽大学でスザンネ・ラウテンバッハー氏に師事。
在日中より菊地俊一氏、永田仁氏を過して古楽に関心を持っており、 1994年トロッシンゲン国立音楽大学古楽科に入学、バロックヴァイオリンをジョルジオ・ファヴァ氏に師事。ディプロム終了後、同大学院にてフランソワ・フェルナンデス、エンリコ・ガッティ、ジョン・ホロウェイ各氏のもとで研鑽を積む。 1999年、ドイツ産業連盟・ドイツ財界文化部主催の”古楽・弦楽器コンクール”にて特別奨励賞を受賞。 2000年、大学院修了後、スコラカントルム・バジリエンスィス(バロックヴァイオリン、ヴィオラ・ダモーレ)に在籍、ケルン国立音楽大学(古楽科室内楽専攻)にて国家演奏家資絡取得。
在学中より、オーケストラ/室内楽奏者、ソリストとして数多くの演奏会、 CD、各地放送局の録音に参加。ドイツはもとより、ヨーロッパ各国に活動範囲を広げる。 2000年秋、ミシェル・コルボ氏の来日公演にて、マタイ受難曲の第 2コンサートマスターを努めコルボ氏の絶賛を受ける。以来、日本にてリサイタル活動も始める。
現在、ドイツ/ケルンに在住。コンチェルトケルンにおいて活動。ヴィオラ・ダモーレ奏者としても、テレマン・トリプルコンチェルト、ヨハネ受難曲の他、 2009年にはバッハ・チェンバロコンチェルト BWVI055をヴィオラ・ダモーレのために復元し好評を得る。同年、ケルンの古楽アンサンプル・アルテムジークケルンとの CD”ROMA”がリリースされる。

大井浩明(フォルテピアノ)
京都市生まれ。スイス述邦政府給費留学生ならびに文化庁派遣芸術家在外研修員としてベルン芸術大学(スイス)に留学、ブルーノ・カニーノにピアノと室内楽を師事。同芸大大学院ピアノ科ソリストディプロマ課程修了。また、チェンバロと通奏低音をディルク・ベルナー、フォルテピアノと声楽伴奏をイェルク・エヴァルト・デーラーに師事、同大学院古楽部門コンツェルトディプロマ課程も修了した。アンドラーシュ・シフ、ロパート・レヴィン(ピアノ)、ルイジ・フェルディナンド・タリアヴィーニ、ヤン・ヴィレム・ヤンセン(バロック・オルガン)、ミクローシュ・シュパーニ(クラヴィコード)等の講習会を受講。
チェンバロ奏者としては、 NHK-FMリサイタルや目白パ・ロック音楽祭への出演、ヴェルサイユ楽派クラヴサン作品の夕べ(レクチャー:船山信子氏)、金剛能楽堂での宗家との共演(初期バロック作品他)等を行っている。昨年9月には、バッハ:クラヴィア練習曲集全四巻を三日間連続で演奏した(京都/芦屋)。
クラヴィコード奏者としては、バッハ《平均律第1巻》《同第2巻》全曲による日本初のリサイタルを開催するほか、歴史的クラヴィコードによる《フーガの技法》全曲の世界初録音CDをリリースした。
フォルテピアノ奏者としては、モーツァルト・クラヴィアソナタ全17曲による連続リサイタルを行うとともに、日本モーツァルト協会例会における寺神戸亮指揮レ・ボレアード(古楽器オーケストラ)との協奏曲(KV453)の共演、ならびにグラスハーモニカ作品(KV356/KV617)のオリジナル楽器(Finkenbeiner,430Hz)による紹介の成果により、第61回文化庁芸術祭新人賞を受賞。昨年から今年にかけては、ベートーヴェン・クラヴィアソナタ全32曲ならびにリスト編交響曲全9曲を、時代順様式別の9種類のフォルテピアノで弾き分けるシリーズ(全13公演)を開催、NHK-BS《クラシック倶楽部》等で紹介された他、そのライヴ盤はENZO/King Internationalレーベルから順次リリースされており、またi-Tunes Storeでも公開中である。 ooipiano.exblog.jp/


大井浩明さんもいろいろな舞台でご活躍されている方のようです。
ん?グラスハーモニカ?そういえば…と思って調べてみると…4年ほど前に寺神戸亮さんのコンサートで大井浩明のグラスハーモニカとフォルテピアノの演奏聴いてますよ!
多才かつ研究熱心な方のようですね。

アウエルンハンマーはモーツァルトに師事した女性ピアニストです。
詳しくはウィキペディアをご参照のこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ヨーゼファ・バルバラ・アウエルンハンマー

ところで、「クラシカル・ヴァイオリン」ってあんまり聞かない表現だなあと思ってたら、こちらもウィキペディアによれば、「古典派時代の形状のヴァイオリンはクラシカル・ヴァイオリンと呼ばれる。」とのこと。
なるほどー。



Roma
Roma
posted with amazlet at 10.09.08

myrios classic (2009-10-06)





モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ムター(アンネ=ゾフィー)
ユニバーサル ミュージック クラシック (2006-06-14)
売り上げランキング: 83071





ベートーヴェンフォルテピアノのためのソナタ集 Plaudite Amici V
大井浩明
OPUS55 (2008-10-22)
売り上げランキング: 258674


0 件のコメント:

コメントを投稿