2010年10月18日月曜日

パトリシア・コパチンスカヤ、自らのルーツである東欧の血が騒ぐ! 音楽一家での共演盤が登場!

http://www.cdjournal.com/main/news/patricia-kopatchinskaja/34599


小柄でキュートなルックスと強烈な個性で我々を魅了するヴァイオリニスト、パトリシア・コパチンスカヤ(Patricia Kopatchinskaja)のニュー・アルバム『ラプソディア』(AVCL-25493 税込2,800円)が10月20日にリリースされます。
デビュー盤となったファジル・サイとの『スーパー・デュオ!』、ピリオド楽器に持ち替えてフィリップ・ヘレヴェッヘと共演した『ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲』と、新作を出すたびに話題を呼ぶコパチンスカヤ。
来日公演時には裸足でステージに立ち、確かな技術に裏打ちされた自由奔放な演奏で日本の音楽ファンの心を鷲掴みにしました。
さて、ソロ第2作となる今回のアルバムは、高名なツィンバロン奏者である父親や、ヴァイオリニストの母親など、気心の知れた仲間との共演盤。エネスコ、リゲティ、クルターク、ラヴェルなどの間に民族音楽が並ぶユニークなプログラムで、自らのルーツに近い東欧系の選曲となっています。
天使か、魔女か、巫女か、はたまた、異次元からの使者か……パトリシア・コパチンスカヤによる音楽の自画像。今年一番のぶっ飛び盤になる可能性大です。要チェック!

こう言っては失礼ですが日本人からすると大変インパクトのあるお名前です。
まあ、なんとかスカヤって名前は結構多いか。
この記事はなんかちょっと煽り過ぎな感じもしますが、なかなか面白そうなアルバムです。


[収録曲]
01. チョクルリア(ひばり)(民謡)
02. 「幼き頃の印象」op.28~フィドル弾き(エネスコ)
03. ドイナとホラ・マリタ(民謡)
04. ヴァイオリン・ソナタ第3番(エネスコ)
05. 2つのヴァイオリンのためのバラードとダンス(リゲティ)
06. ツィンバロン・ソロのためのドイナとホラ(民謡)
07. ヴァイオリンとツィンバロンのための8つのデュオop.4(クルターク)
08. ホラ・スタッカート(ディニク)
09. ツィガーヌ(ツィンバロン伴奏)(ラヴェル)
10. クリンより(サンチェス=チョン)
11. 3つのカルシャリ(民謡)

ツィンバロンというのは、ハンガリーを中心とする中欧・東欧地域で見られる大型の打弦楽器らしいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ツィンバロム
こういう民族音楽などでもバイオリンは多く使われてきたんでしょうね。
西洋音楽とひとくちにいっても、音楽の授業で習うような一般的にイメージされるクラシック音楽ばかりじゃないですよね。
どうも日本での音楽の紹介のされ方には強いバイアスがかかっているような気がします。



ラプソディア
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